クラブナンパ」カテゴリーアーカイブ

未読無視の女 ~V2案件新人キャビンアテンダント~

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垣根は相手がつくっているのではなく、
自分がつくっている。

アリストテレス

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『ごめん、今日はみんなと一緒に帰るって約束してるの』



2:30のV2。3人組のCA軍団からなんとか1人に引き抜いてなごんでいたが、どうしても連れ出すことができなかった。「また戻るよ。少しだけ飲みに行こう」粘ってもダメだった。1年目のCA。背が高くて細身。きれいな瞳。彼女とふたりきりでとてもいい感じの雰囲気まで仕上げたつもりだった。でも、最後まで彼女は首を縦に振らなかった。


「即案件見つけた!入り口付近来い!」パートナーのRから緊急のラインが届いた。この日ハルトはRとのコンビでクラブナンパをしていた。本気で迷った。しかし、今日はパートナー優先だ。「了解」すぐに返信をする。そして、CAに「もう行かなきゃ」と告げる。『うん』彼女がうつむきながらそう答えた。もう二度と会えないと直感で思った。手早くラインを交換し、「連絡返してね」と一言告げ、ハルトはRの元へと向かった。


Rの選球眼は正しかった。お持ち帰りして欲しい、と言わんばかりの食い付きの女子大生二人組だった。「OPERATION 1」を選択。人混みをかき分け、彼女たちを連れてV2を後にした。



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3:30 タクシーでR宅に到着。音楽をかけ、白ワインで乾杯。少し談笑した後、ギラ。形式グダを突破して即。Rとチェンジ。2即。これ以上ない成功だった。


4:30 Rの家のお風呂にそれぞれ入って遊んでいた。Rの家に歯ブラシ・髪を縛るゴム、基本的な化粧道具が一式あることに、女の子たちはドン引きしていた。みんなでイチャイチャして楽しい時間を過ごしていた。ハルトは楽しめなかった。CAに送ったラインは、未だに既読にすらなっていなかった。即ブロックか。そう思うと胸がぐっと痛くなった。皆の前で笑顔でいるのがほんとに辛かった。


7:00 泊まりたい、とねだる彼女たちをなだめて、駅まで送っていった。バイバイしたあと、Rが言った。「お前気になる案件いるんだろ」その通りだった。結局、未だに既読になっていなかった。「このラインがまずかったのかな」すっかり自信を失っているハルトは、彼女に送ったラインを見せるため、Rに携帯を渡した。Rはそれを一瞥した後、何かのボタンを押して、携帯を耳元に持っていった。



「♪♪♪♪♪♪」



「おい!!」ハルトは叫んだ。食い付きのない相手には、絶対にしつこく連絡をしてはならない。RはCAに電話をかけていた。「ブロックだろどうせ」「いや、音なるぜ」「まじで?」スピーカーでしばらく発信音を聞いていた。突然、発信音が途切れた。



『○○くん?』



彼女の声だった。後ろでは、大勢のガヤガヤ声が聞こえていた。「そうだよ。今どこにいるの?」『六本木。まだ飲んでるの』しばらく沈黙が走った。彼女はまだ六本木にいた。そして、ハルトの電話に出てくれた。一拍置いて、言った。



「抜けてこれるよね?これから飲みに行こう」



親指を立てて見送るRに感謝のアイコンタクトを送り、ハルトは彼女との待ち合わせ場所に向かった。彼女と合流し、手つなぎでタクシーへ。キス。Dキス。ハルト邸。即。本当に情熱的なセクだった。



彼女たちはクラブのスタッフの知り合いを紹介され、大勢で朝まで飲んでいた。彼女はラインをプレビューで確認していた。連絡を返そうと思ったころにはもう朝で、連絡しても返事がないと思ったらしい。



『あーあ、抜け出した言い訳どうしよ』

「まずかった?」


ハルトは聞いた。



『ううん』

『電話かけてくれてありがとね。嬉しかったよ』



彼女は笑いながらそう言って抱きついてきた。『私強引なの好きなの!』彼女は続けてそう言った。ハルトはRに感謝した。ひとりじゃこんなこと出来なかった。一歩を踏み出せたのは、まるっきり全て彼のおかげだった。




突破する勇気 ~キャメロット案件109アパレル店員とのアポ~

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「いいかい、怖かったら怖いほど、逆にそこに飛び込むんだ。やってごらん」

岡本太郎

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『いきなり家?それはないわ』



思わず固まった。直家ルーティンの突然の失敗。23:30。ラインで完全に仕上げて直家の流れにしたのに、その提案はあっさりと却下された。



『まじないわー。友達が渋谷のクラブ行くらしいから、私そっち行ってくるね』



慌てて彼女をなだめにかかる。彼女をナンパしたのはとある日の渋谷キャメロット。ナンパ男が腕を掴んできたところを、思いっきり払いのけてキレているところを目撃して、面白すぎて声をかけた。ラインは非常に盛り上がり、この日は飲み会の後にハルトの最寄り駅までわざわざ来てくれた。


すぐに作戦変更。家連れ出しの言い訳を一通りした後、「とっておきの店がある。そこで1杯飲んでから渋谷に行きなよ」と提案し、バー連れ出しを図った。そこでじっくりとなごんで、先程の失敗をなんとか挽回しようと思った。


バー。相変わらず彼女は不機嫌だった。『ヤリ目モロバレだから』ハルトは彼女に説教をされ始めた。ああ、これは流石に負けたか。そう思った。しかし、最後まで粘ることにした。彼女の不平不満をうんうんと聞きながら、口説くチャンスを伺っていた。



『でさ、そんとき元カレがさ・・・』



なんとか恋愛の話に持っていったが、ほぼ9割方彼女が喋り続けていた。2:00。これじゃ埒が明かなかった。バーを退店し、道路に出た。突破口が分からなかった。『どこいくの?』彼女がそう聞いてきた。なんとなく分かってきた。主導権。彼女が持っているようで、実は持っていない。最後まで主導権を持っていたのは、ハルトだった。


思いっきり攻めよう。



「いいから付いてきて」

ハルトはタクシーを呼んだ。



『家は行かないよ』

「うん。行くから」

『はあぁ?』

「乗って」

『えー。。』

「ほら」



彼女の肩を抱いてタクシーに乗った。キス。キスが返ってきた。そのままスムーズにハルト邸に移動。準即。積極的で、激しく乱れるセクだった。


「クラブに行ってる友達はいいの?」『あー、別に。。。』彼女はそう言って口を濁した。その後、朝方もう一度セクをした。もうすっかり、なついた猫みたいだった。真性グダだったとしても、臆することはない。本音は違うかもしれないし、本人だって、自分の本音に気付いていないことだってあるのだから。








キャメロット案件 1準即

金では落ちない女 〜V2VIP案件イベントコンパニオン〜

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「お金が欲しいんじゃない。ただ、素晴らしい女になりたいの」

マリリン・モンロー

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某日 六本木


週末の深夜。友人Rの連れの仲間に招かれ、V2のVIPに行った。先方の目的は明確だ。ハルトに可愛い子をナンパで調達してほしいということ。もう慣れっこだった。この形式での飲みはもう5年目位だった。


ハルトが到着した時間には、皆既に皆出来上がっていた。さっそくフロアに出かけて調達ナンパを開始した。トークなんて簡単だ。「VIPで飲んでるけど来る?」これを可愛い子に片っ端から言えばいいだけ。あとは友人のRが場を盛り上げてくれる。


どんどん可愛い子を搬送した。場はどんどん華やかになっていき、Rの連れたちもゴキゲンそうだった。さあ、仕事は終わり。ここからが本番だ。



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『もうホント最悪!セクハラ!』



フロアとバーカウンターの間の通路脇。彼女は、我々とは違うVIP客の悪口を延々と語っていた。彼女の仕事はイベントコンパニオン。高身長でスタイル抜群。アジア風で涼し気な顔立ち。流石はV2という感じ。友達と3人でV2に来て、店員に連れられてVIPに行ったが、そこでの対応がひどかったらしい。彼女が逃げるように出てきた所を、ハルトが見つけてナンパをした。



「友達はまだ中にいるの?」

『うん。いい男がいたらしくて、もう少しいるって』



そこから更に話を聞いた。中では高級なシャンパンがバンバン空くという。不動産関連の大金持ちの社長がいるらしい。「いいじゃん、シャンパンタダで飲み放題とか最高じゃない。落ち着いたら戻れば?」もう十分時間をかけてなごんだので、ハルトは突き放しを仕掛けた。


『うーん、どうしよ。友達いるし戻ろうかな』このトークは失敗だったか?ハルトは迷った。ここでひと押し、ハルトもVIPで来ていることを言おうかと思った。例えこちらに来なくても、それは有効なトークとして作用すると思った。でも、辞めた。いつものままでいこうと決めた。「朝はみんなと合流するでしょ?」ハルトは彼女に聞いた。『たぶん』彼女が答えた。



「だったら、朝まで時間あるね。それまで外に飲みに行こうよ」




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タクシー内で一気にギラ。キス。10分程でホテルに到着。部屋にin。ギラ。ノーグダ。即。


「じつは、俺もVIPにいたんだよね」『え、マジ?』ベッドの中で、彼女が驚いた顔で言った。『金持ちなら言ってよ』「いや金持ちじゃないよ。むしろ金持ちじゃないと嫌だった?」ハルトはそう質問した。彼女の正直な感想を聞きたかった。



『別に』
『ハルトはすごく私に優しかったし、私のこと色々聞いてくれたから』


『お金なんて、関係ないよ』




始発頃まで彼女と過ごして、彼女は友達のもとへ、ハルトは友人Rたちと合流するために戻った。皆はこれから更に飲みに行くと言っていた。ハルトはこれ以上欲しいものは無かったので、そのままの足で帰宅した。



一瞬の判断 〜MUSE案件20代前半女子大生〜

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チャンス(偶然)ではなく、チョイス(選択)が運命を決める。

ジグ・ジグラー

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某日 西麻布


2時頃にMUSEに入店した。事前情報もあって、この日は大盛り上がりだった。もう既にクラブはピークタイム。すぐにお持ち帰り案件を探す必要があった。



「1人なの?」



ダンスフロア後方で、ひとりで体を揺らしていた女の子に声を掛けた。「そうだよ」彼女はにこっと笑いながら、ハルトの質問に答えた。身長は150センチほど。年齢は恐らく20代前半。笑ったときの丸顔がとてもかわいかった。



『お兄さんも1人?』



少し迷った後「そうだよ」と答えた。ハルトは、複数で来ているという答えと、ひとりで来ているという答えの2パターンをいつも用意している。ナンパした女の子によって、答えを使い分けている。


今回は同調する作戦で攻めようと思った。互いに1人だということでなごみ、そしてそのままクラブを出て、お持ち帰りをしようと思っていた。すぐにその道筋を頭で思い浮かべることができた。今日も楽勝だ。そう思った。



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『やだ。私始発までいるよ』



彼女ははっきりとした口調でそう言った。柱の陰。抱きついた状態で何度もキスをした後だった。「どうして?」ハルトはもう一度彼女に聞いた。ソロ案件で、時間は3時で、ハグもキスも済ませているのに、どうして連れ出しを了承してくれないのかが分からなかった。



『私踊るのが好きなの』



そう言って、彼女は体を揺らし始めた。そして時おりこちらを振り向き、首に腕を絡めながらハルトにキスをしてきた。他のクラブの客が見ている中、ディープなキスを何度も何度もした。それなのに、連れ出し打診だけは絶対に了承してくれなかった。


3:30 もうピークタイムは過ぎていた。どうする?しかし、決まらない。彼女とキスをしながら考えた。ふと、正面を見た。女の子2人組に、がんばって声を掛けてる男が見えた。彼は、片方の女の子を必死に口説いている。女の子の表情を見た。口説かれている女の子は笑顔。もう一方は?腕を後ろで組んで、とてもつまらなそうな顔をしていた。


どうする?キスをしながら考えた。ここまできた案件だ。捨てるなんて勿体なすぎる。だが、向かいの二人組。あれは絶対に、いける。考えた。考えた。そして、決断した。



「ごめん、知り合いがいたから、ちょっと声掛けてくる!」



キスをしていた彼女にそう言い、すぐさま人混みをかき分けて、二人組みのいる場所に走った。「お待たせ」『えっ』彼女は一瞬驚いていたが、その後のトークで、すぐに心を許してくれた。


「向こうで2人で飲んでくる!いいよね?」男と話していた彼女の友達に一言告げ、手を繋いで彼女とバーカウンターへと向かった。彼女の反応を見た。いける。進路を変更して。ハルトは彼女の手を引き、クラブの出口へと繋がる階段を駆け上がっていった。


『え、だめだよ〜』言うだけで全く抵抗は無かった。タクシーに乗り、ホテルへと向かった。『え、いきなり〜』形式グダだった。そのままホテルに入り、即。ホテルINまで20分もかかっていない。ほんの一瞬の出来事だった。



彼女は20代前半の女子大生。他のクラブで飲んでから、MUSEに移動してきていたらしい。『あのナンパ男ほんとやだったんだけど、○○ちゃんがめっちゃ気に入っちゃったみたいで』『超つまんなかった。だから声かけてくれてありがとう』


彼女は持ち帰られに来ていた。本当にラッキーだった。とっさの判断が生死を分ける。このドキドキ感は本当にクセになる。



ミステリーメソッド読了 ~口説きの教典──カリスマナンパ師“ミステリー”の恋愛メソッド~

素晴らしい!これこそ日本のクラブナンパ向けのノウハウ書籍と言える。

グループセオリー・・・男含む集団を自由に操るテクニック

ショット・ガン・ネグ・・・複数人に向けたいじりのテクニック


これらがクラブナンパでは有効的かな。
あと、ピーコックセオリーと、仲間連れてクラブ行くというのは自分には性に合わないと思った。目立つと常連に目をつけられてしまうから。スナイパー型のクラブナンパが一番いいし、自分には一番合ってると思う。